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□【暮れの色】
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雪が舞う最後の夜。

 
 
『はっ、ぁっ…んあっ…あ、あぁっ//』
 
喘ぎを含んだ艶のある声が、途切れ途切れに響く。
今しがた幸村は絶頂を迎えたのだろう。
大腿は痙攣し、薄くなった白濁液に濡れ汚れていた。
 
『また出したのか?少しは我慢してみろよ。また溢れたぜ。』
 
幸村の中心に愛撫を与えながら、政宗は白濁液を指で掬う。
 
『ひぅっ…ま、政宗、殿…某、こ、これ以上はっ無理ぃ…あぁぁ//』
 
言葉を紡ごうにも、中心の先に触れる政宗の指の腹が擦り動き、幸村の言葉は途切れるばかり。
 
もう何時間と中心を弄られている幸村は、何度も絶頂を味わされていた。
後腔を蜜が溢れる程に嬲られ、胸に咲く二つの果実は痛みさえ快感に変わる程に紅く充血している。
 
抵抗しようにも、肝心の腕は自身の紅い鉢巻きで戒められ、身体を無意味にくねらせる事しか出来ない。
 
『幸村、中の襞が丸見えだぜ。』
 
形の良い指を幸村の後腔に挿入させると、何度も繋がったそこからは白濁液が溢れだし、畳を汚す。
 
『あぁぁ…ゃッ…も、触ら、ないで…下されぇ…ぅぅ…』
 
中の痼を乱暴に擦られ、政宗の指をきゅっと締めつけてしまう。
それが政宗にとって心地よいのだろう。
指が1本から2本へと増え、ついには幸村の後腔は3本の指を食わえていた。
 
『熱いな。お前の中。』
 
政宗は指を早急に引き抜くと、堅く起立した中心を幸村の綻んだ後腔に押しつける。
 
『んぁ、ひゃ…や…』
 
反射的に力を入れる幸村だが、散々弄ばれた後腔は蕩けきり、すんなりと政宗を受け入れる。
 
『力入れても無駄だって。ほら、どんどん入っていくぜ』
 
幸村の足を持ち上げると、腰を一気に進めた。
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