真の願い
□第6話 家族
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「ん〜…よく寝た〜…」
今日は休日のため、学校はお休み。
たっぷりと睡眠時間をとることができた。
「何時だろ…8時か〜……
まぁ、悪くはない時間帯かな〜……あふっ…」
実にのんきなものである
腕を伸ばして欠伸をする
「おはよう、れなちゃん」
「おはよう、ルナ〜。早起きだねぇ…」
「サバンナの朝は早いのだよ…」
「サバンナ……
てか、ウィルもリィナも起きてるんだねぇ…早いねぇ…」
「早起きは三文の得」
「早寝早起きは健康であるための必須事項ですからw
でも、れなちゃんは、寝すぎですよ。10時に寝て、8時に起きるなんて、10時間も寝てるじゃないですか。健康に悪いですよ」
「別にいいじゃない、それくらい……
まだ8時でしょう…まだ早いわよ…」
「ナミネは遅くまで起きてたからじゃないですか?寝たの、何時だったですか?」
「1時位…?」
「もっとはやく寝なきゃですよ!!
でも、7時間寝たですから、眠くはないでしょう?」
「普段から1時に寝てんのよ?それに、平日は起きるの6時じゃない…5時間しか寝てないのよ、普段」
「ダメじゃないですか!!普段、そんな時間まで何してるですか!?」
「何もしてないわよ…ただこの暑さに耐えられなくて寝れないのよ」
「え!?そうなの!?じゃあ、エアコン入れようか?」
「そんなんじゃあ、変わんないわよ」
「じゃあ、どうすれば?」
「しゅごたまに水を入れて頂戴。あたしは人魚なんだから、水がないとダメでしょう?」
「なるほど、じゃあ、ちょっと待ってて、入れてくるから!」
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