真の願い

□第16話 お返し
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朝食、昼食も食べ終え、暫くして、れなは幾斗の様子を見ていた


幾斗の顔に手を触れる


「ちょっと…熱下がったかな…。でも、まだ高そう…」

「幾斗は大丈夫なのか!?し…死んだりしにゃいか!?」


ヨルが叫ぶ


「しーっ。静かにね。

大丈夫。熱高いだけだから…。多分、疲れがたまっちゃっただけだと思うよ。

だから、すぐ治るよ」

「本当か!?本当かにゃ!?」

「うん、大丈夫だよ。私たちは、できることをしようね」

「…わかったにゃ…」

「(それにしても…寝てる時の幾斗って、いつもより幼く見える…

嫌味ったらしい幾斗がここまで可愛く見えるとは…寝顔はすごいな…)」


頬を突いたりして遊んでいた






ふいに


ピンポーン


インターホンがなる


「誰か来た?」

「ちょっと見てきますね〜」

「あ、お願い、リィナ」


部屋を出て、玄関へと向かう






「たいうぅ〜!!!」


「しーっ!!静かに!!」


怒られた





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