短編集
□REBORN!でシンデレラ
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「そうでしたね、クフフ。」
(舞踏会か・・・いいなぁ・・・
。)
「・・・お、お母様!俺・・・じゃなかった。私も舞踏会に・・・」
「キミはダメだよ。」
「え・・・?」
「あたりまえだろ。お前、ドレスもないのに行けるのか?」
「アナタが行っても無駄ですよ、クフフ。」
「それじゃあ、君はおとなしく留守番しててよ。」
無言でその場に立ち尽くすシンデレラ。
シンデレラを置いて、みんなは部屋を出ていきました。
残されたシンデレラは一人、汚い小屋の隅にうずくまって泣いていました。
「お父さん・・・お母さん・・・・うう・・・・・。」
シンデレラは、いつものように自分の部屋である汚い小屋の隅で泣くのでした・・・・・。