■何が問題なのか





この法律では「悪影響」なものを排除するのが目的だと言いましたね?

この「悪影響」なものを例であげますと……



◆漫画(少年・少女問わず)
◆アニメ
◆小説
◆映画
◆音楽(CD等)
◆ドラマやその他の番組
◆ゲーム
◆サイト


等です。




「えっ!?こんなに!?」て思った方、よく考えてください。



漫画やアニメ、小説に映画なんてほとんどが「恋愛・アクション・ホラー」とかですよね??



恋愛だったらキスシーンですら「性的行為」として認められたら少女漫画も映画も小説ももちろん大部分が禁止。

大人気の「NANA」も「初カレ」も「ラブコン」ですら禁止。書いた人も読んだ人も捕まってしまいます。


有名な小説「Deep Love」や「蛇にピアス」は即行で消えます。


ちゅーすら無い恋愛漫画なんて小学生でも読まないですよね……



あと、アクションに喧嘩や戦闘シーンは欠かせないですよね。もちろんそれもダメ。

結構ミンナ聞いたことがある「ONEPICE」も「BLEACH」も「鋼の錬金術師」も全て強制終了。有名な「ドラゴンボール」だってこの国から消えちゃいます。


だってミンナ戦闘シーンが売りですよね。けじめは全て拳で決める!!なんて暴力的行為を誘発する危険なものだと言われたら一発で終わりですよ。


殴らず・斬らずの戦闘シーンなんて正直ムリですよ。アクションなんて言えたもんじゃない。



最後にホラー。
ホラーっておばけとか幽霊とかが多いですよね。つまり人が死んだり殺人が起きたりの法的に言えば危険思想じゃないですか?簡単に人を殺せたり、人を殺すことを覚えたり。即行禁止。

漫画は専門外ですが、有名な映画だったら「リング」「ボイス」「着信あり」なども消えちゃいますね。



他にも番組だって「あいのり」のキスシーンだって、オレンジレンジの「ロコローション」だって(テカ活動停止?)格闘番組だってみんなダメですよね。禁止。打ち消しです。







こんな世の中想像できますか?

私は絶対に嫌です。



もちろん大好きな漫画や本、映画、音楽が大部分消えてしまうのが耐えられないのもありますが、よく考えてみてください。






本当にこれは悪影響でしょうか。





この法律は現在の青少年の勉強に対する意欲の低下や、少年犯罪が増加しているという現状に基づいて


「このようなものが悪影響を及ぼしている」とどこかのお偉いサンが無理矢理こじつけ、こういったものを無くそうと企んでるとかいないとか……




もし、次の世代の子供たちがこの法律の中で育ったとしたら本当に国家が望むようないい子になるんでしょかというと……




ならないと思います。





実際私は漫画や本、映画、音楽から命の大切さや人の儚さ・愛情の必要さを知りました。



主人公を思って泣きました。


「私だけじゃないんだ」と慰められました。


たくさんの勇気を貰いました。





あなたもそうですよね?


こういったものが何もない世界で本当に大切なこと、人に必要なことを、知ることが出来ると思いますか?



「人には愛が必要よ」と言われて育っても、言われるだけでは「愛って何?どうして必要なの?」という疑問がでてきます。


そこで、例えば「ハッピーバースデー」と言う本を読ませてみたとしましょう。


皆さんはこの本を知っていますか?


この本は、明日香がお母さんに愛されなくて声が出なくなってしまうというお話です。


説明だけでは分かりませんが、読み終わったあとには涙が出ます。


本を読むことによって「これが愛なんだ」って思いますよね。



でもこの本には多少の暴力的なシーンもあります。

その場合、やはり出版できません。





子供たちは愛を知らず、命の重みも知らぬまま大人になってしまったら……







本当に大変なことになってしまいます。







理解出来ましたでしょうか?私の文才ではあまり現実味がでないし説明不足かもしれません。



でも私はなんとしてでも防ぎたいのです。





「では私たちはどうすればいいのか?」



それは次のページで説明することにします。

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