メリーバッドエンド

□最高なお出掛け日和
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身体中の痛みを感じて、目が覚めた。
両隣を見ると、ぱっちりと目が合った。


「おはよぉ、雅治、侑士。」


「おはようさん、ちひろ。今日も生きてんの?偉いなぁ。俺の為に空気くれておーきに。ヨシヨシ。」


「ちひろ、おはよ。愛しとるよ。身体は大丈夫か?」


「今日も生きてます。ありがと。愛してるよ。いつも通りめっちゃ痛いけど大丈夫ですよ。起きてたん?」


「ちょっと前にな。可愛ええ寝顔見とったんじゃ。」


「堪忍なぁ。ちひろの笑顔が一番好きやねんけど、泣いとる顔もめっちゃ好きやねん。せやから、いっつも歯止め効かへんくなんねん・・・。終わってから後悔すんねんけど、身体中の傷跡見たら、またシたなんねん。」


「えーよ。侑士と雅治から、心も身体も痛いくらいの愛情貰えて嬉しいよ。ふふふふふふふふ。」


「俺も与えれて嬉しいけん・・・何そんなに笑っとう?」


「大好きな二人に、こんなに溺愛してもらって、うれしーのっ!」

寝転がったまま、全裸の二人を抱き寄せる。
二人も嬉しそうに笑って、あたしの頬に唇を寄せて来る。
あたしも、二人の頬に唇を寄せる。


「なあ、俺のルーティンあるんやけど、聞いてもろてええ?」


「なーに?ゆーし。」


「寝起きと、寝る前は、ちひろちゃんの事、犯す♡」


「全く懲りてへんね♡侑士君♡」


「ドライオーガズムってのも、めっちゃ気持ちええねん。」


「何それ?」


「俺の、ココあるやろ?ちひろの大好きな。」

言いながら、侑士はあたしの手を侑士のモノに持っていかせる。
既に、めっちゃ、勃ってんねんけど・・・。
寝室に時計置いてへんから時間は分からんけど、夜から朝方までずっとシてたのに・・・。
何回も意識飛びそうになったけど、噛まれて、首絞められて、起こされて・・・あんなにシたのに・・・どーなってんの、ほんまに。


「う、うん・・・。」


「射精しきった後って、もうでぇへんやんか?せやけど、萎えへんねん。ちひろのナカに居ったら。でも、突いてたら、イってまうねん。ちひろの、ナカで、亀頭締め付けられると、いつもの倍気持ちええねん。射精せんと、イってまうねん。」


「ピヨピヨ。確かに。精子は切れたが、ちひろの事、犯しとる時に、ちひろの声で、亀頭締め付けられて、イく。今回犯した時も、数回味わって、俺がトぶかと思ったけん。」


「かなわんなぁ。こんな淫乱な事まで、俺等に覚えさせて。どないするつもりなん?」

侑士と雅治が耳元でいやらしく囁いてくる。
耳朶を甘噛みされて、舐められて、首筋も舐められる。


「ちひろの、ナカ、覚えたら、もうあかんのぅ?ちひろとの、えっち以外、考えられんぜよ?他と出来る身体ではもう無いけど。」


「相性抜群って、こういうこと言うんやろうな?自慰行為しても、もう全然気持ち良くないし、俺等の、ちんこ、どないしてくれんの?」


「っ、そんなんっ!あたしは、なんもっ!」


「そう?耳元で囁かれるだけで、ちひろのココ、ぬるぬるやで?興奮しとんの?俺等の声聞いて、卑猥な単語聞いて。」


「んっぁっ!♡」

侑士の手が、あたしの恥部へと触れる。
慣れた手つきで、あたしのナカに侵入してくる。
布団の中で、ぐちょぐちょと卑猥な音が鳴る。
あーもう!侑士のドSスイッチ入ったぁ♡
えっちの時以外はそんなに優しくせんで良いって!ウザくなるくらい甘々で優しいくせに・・・。


「俺等の服の匂い嗅いで、オナニーしとるんやから、俺等傍に居ったら、どないなるんやろうなぁ?傍に居るだけで、イってまう?そうなって欲しいなぁ。そうさせたるわなぁ?」


「はぁん、あかんっ・・・!今日は、家みに、いくって!」


「抱いてからでも、時間はあるぜよ?」


「あ、るかれへんくなる、っ!」


「ココ、こんなにぐちょぐちょにしといて?やめて欲しいん?ほなら、止めよかなぁ。」

侑士がニヒルに笑って、指をナカから抜く。
もどかしい・・・。
分かってるくせに、ほんま、意地悪やわ。


「わ、かってるくせにっ!」


「んー何をー?」


「二人が隣に居るだけで、したくなんの・・・。」


「それは、ええ事やのぅ。」


「ずっと、一日中、してたい・・・くらい。愛して欲しい・・・の。」


「可愛ええこと言うなぁ。ちひろが言うなら、一日や無くても、ずっと、愛したるで。」


「・・・雅治、侑士・・・あたし、がまん・・・できへん・・・。・・・二人と、えっち、したい・・・。」


「俺も、ちひろを抱きたいぜよ。ほら、上に乗りんしゃい。」


「うん・・・。」

隣に寝転ぶ雅治の上に座る。
あたしのお尻に、固いものが当たる。
ゆっくり雅治のモノをナカに沈めていく。
あかん、興奮してたせいか、ゆっくり挿れただけやのに、イってもうた。


「くくく、エロいのぅ。ちひろのナカ、もう痙攣しとうよ?」


「あ、かん・・・だめ・・・だめになってまう・・・。」


「もっと、駄目になったらええねん。なってや。」


「んあっん!!♡」

後ろから、侑士が挿入してくる。
後ろも前も、挿入されるだけでほんま、直ぐイっちゃう・・・。
ほんまに隣に居るだけでいつか、イキそうやわ。


「もっと、堕ちてきんしゃい。犬みたいに、常に欲しがる俺等みたいに。」


「ひゃぁっぁ!ソコっ!ゴリゴリ当たって・・・きも、ちいっ!♡」


「心も身体も、もっと、もっと、もっと、俺等の事必要としてや。なんなら、縫いつけよかぁ?俺等の身体。」


「んんん、ぁぁんっ!!雅治っ侑士っ!!あたしの事も、もっと、ひつよ、としてっ!♡」


「これ以上?ちひろしか要らんのに。ほな、いつか縫いつけよーなー♡侑士先生がオペしたるからなぁー?麻酔無しで。めっちゃ、痛ぁしたる♡」


「嬉しい言葉やのぅ。愛しとうよ、ちひろ。俺等以上に、ちひろの事必要と、しとる人間なんて、この世に、居らんよ。俺等以上にちひろの事、愛してあげれる人間も居らんよ。」

狂った甘ったるい言葉とは裏腹に二人の腰の動きは激しくなる。
いつも通り、侑士が背中に爪を立ててくる。
血が出たんか、背中を舐めてくれる。
この、異常な愛情表現が、嬉しくてたまらへん。


「ん、あ、たし以上に、ふたりの、こと、愛せる、受け止め、れる、人間も、おらへ、んっ、んぁっ!♡」


「可愛ええ喘ぎ声で、可愛ええ事言うてくれるなぁ!」


「や、から、もっと、突いてっ!!あたし、のこと、おかし、てぇっ!!あ、いしてっ!!」


「ちひろの存在の全てが、俺を狂わせるきにっ!」


「ま、さはるの、きもちよさそうなかお、すき・・・かわいい・・・っ!♡あたし、だけが、みれるのっ!♡」


「っ、この世で一番可愛い生き物が、何言うとう。」


「ほんまやで・・・、っ・・・。可愛すぎんねん!やから、いじめたなんねや!」


「ん、ゆ、しの、喘ぎ声も、かわいい♡イく時の声も、あたし、だけがきけるのっ!♡えっ、ちのときだけ、あた、しに、ドエスに、なんのぉ♡あた、しだけの、っ!♡んぁっん!♡」


「ほんま、たまらんって・・・っ!ちひろが俺の事をドSになるように、操っとんねや!分かっとんのか!かわいすぎるっ!!っ、イってまうっ!」


「ひっ・・・んん、ぁんっーいっ!んんん、!♡♡♡」

イく時に、雅治に後頭部を持たれて深く口付けられる。
前と後ろに、熱いものがナカに流れてくる。
体がぴくぴくと痙攣する。
肩で息をしてると、雅治がぎゅっと抱き締めてくれる。


「キス、しながら、一緒にイくのも、気持ちいいのぅ・・・ちひろ?」


「ん、きもち、い・・・。雅治と、侑士と、えっち、すんの、すき・・・。えっち、も、そうやけど・・・あたしは、二人が、居らな、生きていたくないんよ・・・?」


「「・・・。」」


「ちょ、ちょ、何また、もっと、おっきく、してんよっ!」


「無理や。誰にも見せたくない。鎖で繋いで、トイレも目の前でしてもろて、監禁したい。ちひろ・・・愛しとる。」


「三人で住めば、ほとんど監禁しとるようなもんじゃよ。」


「ひゃぅっ!!そ、んな、おっき、くして、はげしく突かれたら、イっちゃうぅ・・・まさ、ゆ、っ!!いっちゃっーー!!♡♡♡」

全身の力が抜けて、雅治に凭れかかった。
引っ付くと、雅治の心音も激しく高鳴ってる。


「その格好、エロすぎやで?まんことあなるに挿入してる、ちひろのえっちい穴、丸見え。興奮すんなぁ?わざと煽っとんの?今回、トばされへんかったから、トばされたいんや?」


「ひゃぅ!♡」


「こんまま、俺に、寄りかかっときんしゃい。気持ち良くしちゃるけん。」


「あ、らめ♡お、かし♡なるっ!♡」


「んー?気持ちええの間違いやろ?」


「ぁぁんっ!♡きもち♡きもち、激しい、ピストン運動も、きもちぃよぉ・・・っ!♡」


「いっぱい中出しして、可愛がったるわな。」


「まひゃ、はる♡と、ゆ、し♡の、おち、んぽ、しゅきぃっ!きもちぃっぃっ!ぁぁんっ!♡」


「また煽る言葉言うて、またイかされたいん?・・・しゃーないなぁ?・・・奥に種付けしたるから、イけや。」


「俺も、奥に、中出ししちゃるきに、全部飲んでくんしゃい。」


「ぅ、っ、いっ!♡ふたり、のしゃせーで、イっちゃうイっちゃうイっちゃうイっちゃうっ!♡♡」


「あーその声最高やわっ!ちひろの声だけで、またイってまいそう。脳イキってヤツ?」


「俺の亀頭、ちひろの子宮に当たっとうの、わかる?」


「わ、わかる・・・まさ、はるの、亀頭、ゴリゴリ、突いてくるぅっ!♡」


「俺のは?」


「わかるよぉ・・・おっきく、なった、亀頭・・・おなかに、ぐりぐり、あたるっ!♡」


「どんな感じ?」

侑士と雅治が耳元に近付いてきて、耳を齧られたり、耳の輪郭を舌でなぞってくる。


「き、もちぃぃよぉっ!奥に、おる、だけやのに、耳元でそんな、こえで、いわれたら、お、ま、んっこ、と、あなっるに、挿れられてる、だけやのに、いっちゃっ〜っ!!♡♡」


「くくく、動いとらんのに、ちひろも脳イキか?涎垂らして、身体中痙攣しとうよ?」


「可愛ええなぁ。締めてみてや?」

侑士に言われるがまま、下腹部に力を入れる。
途端に、二人のモノがビクンと跳ねた。


「っー、これは、やば、いっ!」


「くっ!!!い、しきとびそうや、射精せんのに、イってもーたわ。」


「ふ、ふふ・・・ふたりも、ドライオーガズムってやつの脳イキ?あたしの、ナカで凄い脈、うってるで・・・?」


「・・・あー、滅茶苦茶に犯したい・・・。意識飛ばしたい。」


「あかーん。家、見に行くんやろ?・・・続きは帰ったら、しよ?」


「あと一回だけ、ナカに出させてくんしゃい。」


「え、ちょ!んぁっ!♡」

すればするほど、固くなって、大きくなる二人のモノ。
あたしは抵抗出来ずに、ひたすら犯される。
あたし達の生活は、雅治、侑士、愛してる、って言葉で形成されてると思う。
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