小説

□マックへGO!
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「侑〜士、腹減った!なんか持ってねぇ?」
部が終わり、制服に着替えていると後ろから岳人に抱きつかれた。
「あ〜、今日は何も持ってへんわ…堪忍な」
「えー持ってねぇの?」
頬を膨らませて怒る岳人。
「そない怒らんといてや…そや、マックのクーポン券持ってるからマック行く?」
「マック!?行く行く!!」
ポンポンと頭を叩くとパァーと笑顔になる岳人。
そして、他の部員を誘いに廻る。
ほんまコロコロ変わるやっちゃ・・・
「宍戸〜行く?」
「おう、いいぜ」
「鳳は?」
「宍戸さんが行くんなら俺も行きます!!」
「へいへい…ジローは?」
「ん〜、行く…」
なんや、ジロー起きとったん?
で、えーと日吉は用事があるって先帰ったから後は…
「なあ、跡部は行く?」
「あん?」
岳人が話しかけたのは俺の恋人の跡部景吾。
「マック、行く?」
「マック?」
跡部行くんやろうか?いつも断っとるし…
なんて考えてたら跡部がこっちを見て微かに笑った。
「いいぜ?行ってやるよ」
「マジ!?よっしゃっ!じゃあ早く行こうぜ」
珍しいこともあるんやな・・・なんて考えていたら
早くしろと岳人にどつかれてもうた
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