捧げ物
□リアルおひな様
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場所はファンタジア幼稚園
台所ではクレスとマリー、マーテル、リーガルが子供達のためにお雛様ケーキを作っていた
マリー「上手くできた」
クレス「なんだか大きいですね」
マーテル「皆驚くわよ」
リーガル「まだまだ作らないと足りないな」
喋りながらケーキ作りをしていくとマーテルがなにやらクレスを呼び出し
クレス「Σマ!マーテルさん!!!な、なにを!?!?!?」
マーテル「あら!やっぱりよく似合うわ♪」
いきなりかつらを被らされ驚くクレス、しかもそのづらがこれまたどこで見つけたんだかクレスの髪と同じ色した長いやつで・・・
マリー「似合ってるぞ、束ねてやる」
クレス「余り嬉しくないです」
リーガル「遊ばれているな・・・」
髪まで束ねられこれでは女装だよとクレスは思う、しかしマーテルやマリーがかなり楽しそうなので取るわけにもいかずそのままでケーキ作りを続行、そこに話しをしながらダオス園長とクラトス園長、ウッドロウ園長が入ってきた。瞬間クレスを見て
ダオス・クラトス「「Σマリア!!!」」
クレス「違います」←即答、ちょい裏声
あまりにも似ているのかダオスもクラトスもマリアそのもの!!!と言い張る。そして二人して思い出話に盛り上がっていた。
ダオス「やはりマリアは高校でもあんな感じだったか!!!」
クラトス「アンナと一緒にミゲールや私に色々と差し入れをしてくれてな」
そんな二人を無視し、やっぱりヅラを外そうと手をかけるクレス、その手をウッドロウが止めた。
ウッドロウ「しばらくその姿でいいじゃないか」
クレス「ウッドロウさんまで・・・」
カシャ!
スタン「撮った〜♪」
クレス「な!何撮ってるんですか!!!」
台所の窓からカメラをパシャリ−☆スタンまでもが似合ってるから今日はそのままでと言う、すると横からカイルヒョコっと顔を出しクレスに向かって純粋無垢な笑顔で
カイル「ママー♪」
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ふんぬぅぅぅぅううう!!!
取ってやる!捨ててやる!やめてやる!このヅラも!このエプロンも!ついでにケーキ作りもやめてやる!!!とクレスがヅラやエプロンを取ろうとするが皆が阻止!
ダオス「Σクレス!なんて愚かな行為を!!!」
愚かなのはどっちですか!
マーテル「そうよ皆褒めてるのに」
あれは褒めてません!
スタン「まだ写真一枚しか撮ってないから駄目ぇぇぇぇぇ!!!」
まだ撮る気ですか!?!?!?
クラトス「頼む、マリアの面影をもう少し見させてくれ」
貴方にはロイドがいるでしょう!!!
ルーティ「こらカイル、゛ママー゛の後語尾に゛V゛を入れないと!はい、やり直し」
カイル「ママーV」←クレス見て
貴方ですか!ルーティさん!貴方なに自分の子供に変なこと言わせてんですか!!!
ウッドロウ「落ち着こうなクレス」
なら離してくださいよウッドロウさん!!!
クラトス「Σハ!ってことはロイドにもかつらを付けたらアンナ似に!!!」
どちらかと言うと貴方似ですよ!と皆は突っ込んだ。