捧げ物
□初めてのお使い!リア頑張る!
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ある日のこと、リアはルーティのかわりにお買い物に行くと言い出した。玄関ではウキウキと支度しているリア
フィリア「一人で大丈夫でしょうか」
ルーティ「いいじゃない、すぐそこに店があるんだし、何事も経験よ、はい、鞄にお金と買うものを書いたかみ入れといたからね」
リア「はーい」
小さな鞄をさげいい返事を返すリア
フィリア「いいですか、知らない人についていっちゃダメですよ」
ルーティ「話し掛けられても無視すんのよ、もししつこいようだったらr・・・」
リア「札束ばらまいて逃げればいいんでしょう」
ん?
笑顔でなんか嫌な事を聞いたような・・・
フィリア「あのー・・・どこでそんな事を?」
恐る恐る尋ねるとリアは純粋無垢な笑顔で答えた
リア「この前知らないおじさんに話し掛けられたときナタリアちゃんがお金ばらましておじさんが拾っている隙にバイバイしたの」
正しくは逃げたとも言う、ナタリアいわく、お金目当てのおじ様はこの手に限りますわ+そして夢中でお金を拾っている隙に逃げるのですわ+
リア「って言ってたよ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・
ルーティ「ナタリア〜ちょーといらっしゃっーい」
フィリア「リアさんお買い物行ってらっしゃい」
リア「行ってきまーす♪」
こうしてリアは初めてのお買い物に出たのだった。
リア「お買い物〜お買い物〜♪リア先生のお手伝い♪」
るんるんといろいろ口ずさみながら歩くリア、役に立てたと大喜び、スキップをしてしまうほどだ!浮かれすぎたのかリアは道行く人にぶつかった。
リア「あ!ごめんなさい」
ぶつかったのはかなり柄の悪いお兄さんだった。
「気をつけろよちび!」
リア「ふえ・・・」
睨まれてリアは泣きそうになった。その時
カーン!!!
「Σいで!!!」
後から空き缶が飛んできた、頭に当たって痛い、なにしあがる!と振り向くが誰もいない
リア「あのーごめんなさい・・・」
「あーもぅいい、向こう行け」
リア「はーい」
許していただけたと思い込みリアは泣かずにその場を去った、お兄さんも後を去る
「危なかった」
近くの電柱からリアの様子を伺う影が
デミテル「何とか行ったな」
ガイ「お前空き缶投げるなよ・・・」
ガゥ
デミテルとガイとオリジンだった。実はルーティが心配してガイにばれないよう後を付けて様子を見るように頼んだのだ、それを偶然聞いたデミテルはリアが心配になり自分も行くと言い出した。オリジンはおまけである
ガウ(怒)
ちなみに何故ライオンのオリジンが街中にいても周りが驚かないのは街の皆さんも幼稚園及びオリジンのことも知っているため、そして可愛がっているからなのだ!
デミテル「あ、リアが店に入った!」