夢小説

□大航海時代
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【始まり】
や〜今日もグランドラインは平和だな〜。どうも朔夜です。今日ものんびり一人旅を満喫中。
俺はなんの因果か不真面目な神の暇つぶしにワンピースの世界にトリップさせられた。自他共に認める楽天家の俺は「ま〜来ちまったもんはしょうがないし、楽しみますか」てな具合で特に取り乱すことなく受け入れたら、急に神が出てきて文句を言われた。
「詰まらん!せっかくワンピースの世界にトリップさせてやったんだから、喜ぶとか驚くとか、もっとこう新鮮な反応しろよ」全くもって理不尽なことを言う神だな〜とぽえ〜と眺めていると、ため息つかれた。
「失敗した。お前反応薄すぎ。仕方ないか、適当に選んじまったし。ゴホン、え〜と勝手にトリップさせて悪かったな、詫びと言ったらなんだが、願いを叶うてやる」
「そ〜か〜、う〜ん何にしようかな。……よし!ワンピースの世界の知識を脳に詰め込んでくれ。あと悪魔の実が一つ欲しいな」
「なんだそれだけでいいのかよ。そうだな悪魔の実はコピコピの実にするか。悪魔の実食ったやつを見たらそいつの能力をすべてコピー出来るっていうやつだ。まあ反則な力だかサービスな。あぁついでに身体能力と五感アップさせとくぜ。
【未来の海賊王】
神と別れてから、朔夜は一人旅をしていた。なんと二人用の船まで用意してもらった。
ワンピースの世界に来て3週間色んな島に立ち寄った。そろそろ慣れてきたころ、朔夜はある島に訪れた。
わいわいがやがや
朔夜は街の公園で昼寝から目が覚めた。「あ〜そうか俺ワンピースの世界に来たんだっけ」ぽえ〜としていると子供たちの声が聞こえてきた。
「あははお前には無理だって」「そ〜だよロジャー」
ロ「いいや、俺は海賊になって世界中を旅するんだ。そして海賊王ゴール・D・ロジャーの名を世界に轟かせるんだ」
キラキラ輝く目はルフィーを見ているみたいだ。ん?ゴール・D・ロジャーだって!それってあのゴールド・ロジャーのことだよな。原作よりかなり昔に来ちまったな〜まいいかそれはそれで楽しそうだし。取りあえずロジャーとお近づきになっとこ〜っと
朔「ね〜そこの少年。面白そうな話をしてるね。俺にも聞かせてよ」
それからロジャーはルフィーに勝るとも劣らないほどキラキラした目で夢を語った。
【祝弟子第一号】
公園でロジャーの話を聞いてからと言うもの、ロジャーは俺に師匠に成ってくれと言って離れなかった。どうやらあのあと今までの旅の話を聞いて、俺がそこそこ強いことが分かったらしい。まあ急ぐ旅でもないし、いいかな〜。
ってなわけで、只今ロジャーの修行に勤しんでます。
ロ「ハァハァっ朔夜もう無理」
力尽きて大の字で倒れているロジャー
サ「なんだロジャーもう降参かよ〜情けないな」ロ「島5周、腕立て1000回、腹筋背筋1000回これだけやらせといてなんて言いぐさだよ。やり遂げた自分を誉めてやりたいくらいだ!!」
息を切らせながらも自分の頑張りを主張するロジャーに朔夜はポリポリとほほをかく。
サ「え〜でも俺これくらいなら2時間くらいで終わるけど」
唖然とするロジャーに申し訳ない気分になってくる。やっぱり子供にはキツかったかな?いや、でも将来の海賊王だしこれくらいは出来るよいになってくれないとな。
サ「ニコリ、慣れろ!」
満面の笑顔でポンとロジャーの肩を叩いた。
俺の笑顔にロジャーが真っ青になったとかならなかったとか。
取りあえず修行は順調です。
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