□標的124『二代目剣帝』
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『ルーボ…何で君までついてきてるのかな?』






「まあまあいいじゃねーか。こいつ可愛いなー」





さっきからずっと足にすり寄ってくる
さっき怒ったからとかでよってきてんだったらちょっと可哀想なことしたかも…

































『お兄さん何かあったんですか?』









「ミルフィオーレのアジトの図面が見つかった」








「アジトの図面だと!?」





「ああ、敵の情報ファイルのいくつかが雲雀の味とのサーバーに流れ込んでいたのだ
敵アジトの図面と内部の施設についてのモノらしい」







『ああ…骸か…』






「何故そう思う?」






『?骸だから』




「理由になっていねーぞ」






「確かにこういう直接マフィアに手を貸さぬやり方はあいつらしいと思える…

だが、ファイルの送信は2時頃に途絶えたそうだ」









「2時つったら丁度お前が仮眠とってたころじゃねーか」





『そいやぁそうだね』






暇そうに膝の上で昼寝しているルーボの尻尾を触っている刹那


飽きたらしい。








「?
この黒い空間は何だ?」






「詳細は不明だ
ファイルには他にも用途不明ながら
今作戦のターゲットになりうる特殊な敵施設のデータがあった」









そうやって見せられたのは白くて丸い装置








『…………これ見たことあるよ。』







「何!?この 丸い装置を見たことがあるのか!?」










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