□標的128『因縁』
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「B8Fに着いたぞ」










「施設破壊に入る前にこの奥にある警備システムサーバーを破壊するんだったな
これ以上刹那に壁を破壊され続けたらさすがにばれてしまう」











何故こんな話をしているのかというと、
超方向音痴の刹那が面倒がって壁の一枚一枚を破壊していくからだったりする



(警備システムに当たらないのはなぜなんだろう)








「そうすれば、基地内の索敵能力をマヒさせることが出来る

この機に乗じて主要施設の破壊と入江正一への奇襲をする」









「その前に、沢田ヒジの傷を治療してやる」









『ヒジの傷?』






よく見れば少しばかり傷ついたようだった








『こんなのほっとけば治りますし、大丈夫ですよ。』







「そうはいかん」







「おいまて芝生頭!!
極限バカのお前に治せんのかよ」



「心配はいらん、この極限匣で傷口を焼いて血を止めるだけだ!!」






『い…いやだ!!!なんかいやだ!!』



スプラッターの部分に晴の炎が灯されている







「わがままを言うな」






『い゛っ!!』







「?」










『せ…背中あんま触んないでくれ!!しみる!!』




よく壁に激突していたため少し痛かったりした




「なんだ、背中もか」








ガシッ












ボオオ







『Σおお!!』







「Σ10代目!!」




『…?痛くないや…』









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