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□標的130『作戦変更』
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「おいラル・ミルチ
そろそろ教えてくれてもいいんじゃねーか?」
「アルコバレーノの謎ってのを」
「…断る」
「てめっ!!
いつまでも一人でしょいこんでんじゃねえ!!」
「なんと言おうと俺から話すつもりはない
どうしても知りたければ山本に聞けばいい」
『………………』
ヴ――――ヴ――――――――
ヴ――――――――ヴ―――――――
ヴ―――――――ヴ――――――――――
突然警報の音が鳴り響く
「敵に見つかったのか!?」
「ジンジャーのやつ…
予告通り通報したわけか」
「すぐに警備システムを破壊するぞ」
ビュッ
ドカァンッ
「「「「!?」」」」
「なんだ!?」
「警備システムが!!」
警備システムの爆発音が部屋に響きがらくたが散っていた
『ほら、行くぞ』
隣を見れば鎌をしまっている刹那の姿
「!!今のってまさか刹那がやったのか!?」
『そうだけど…
ほら…行くぞ』
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