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□標的140『本当の覚悟』
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「何とか残したか」
「ぐ………」
ボタッ
腹部に攻撃を受け床に鮮血が滴り落ちる
(何だ今のは…
ありえねぇ………
CAIのシールドを貫くなんて…)
「この匣はアップデート匣でな
開匣されると雷狐は強大な力をまとい黒狐となる」
…………正確には力を上げたというより
あの日より封じた力を元に戻したと言った方が正しいがな
まさかこうも早くコイツらの完全な姿を見ることになるとは……
「くそ…油断しただけだ………
次はそうはいかねぇ!!!
果てな!!!!」
ビシャッ
「よける必要すらないな」
「!!」
先ほどまでよけていた攻撃は
黒狐を盾にして自分は動けず余裕な顔をしていた
「さあどーする?」
「くっ………!!」
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