□標的32『来たれ隣町ボーイズ』
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「ジャッポーネの制服ってかわってる―――!!
あ―――ダメだ!!!
首のとこ苦しいぴょん

外しちゃえ―――!!!



ん?
あれ?
柿ピーは外さねーの?」


「このままでいい」



「はぁ―――,
まっ。いいけど。

しっかしいまさら学校に行くなんて思わなかった!
俺らには全然関係無いとこだと思ってたのにな―――


黒曜中か―――
面白そう―――!!」


「本当の学生になるわけじゃない
情報収集の一貫だ。」


「わ――ってるって!
でも、ちょっとぐらい楽しんでもいいじゃんか―――!!」



「はぁ………
とにかく、気を抜くなよ」


「へいへい。飯でも食お――」

ガサガサ


「何買ってきてあんの?」




ガサガサ



ガサッ…………



「なぁ………柿ピー……」


「なに。」


「骸さんは何で俺たちを助けてくれたんだろ……」


「今回の脱獄のこと?それとも…アノときのこと…?」


「両方。
俺らつれていくより骸さん一人の方が楽じゃん?
なのに何でかなーって
思ってたんだよな―――」



「……………分からない」



「え――――!
柿ピーが分かんないんじゃオレも分かんねぇ
骸さんに聞くのもな―――」



「骸様がどう思っていても
ついていく
それだけだ。」



「……へっ
まーね
骸さんのためなら俺命かけられるもん
マフィアぶっ飛ばすのも気分いーし」


「やりすぎて暴走するなよ。
犬はいつも途中で見境がなくなる。」


「そんなことありません―――
柿ピーこそ………
殺られんなよ?」




「余計なお世話。」





アノときのことは俺達にとって…………








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