□標的125『突入前日?』
2ページ/16ページ









『恭弥!これ見て!』






ルーボを掴んで雲雀の正面に突き出す刹那



「そんなに近づかなくても見えるよ」





『目がオレンジじゃなくてインディゴになってるんだよ!!!』





「ああ………彼は炎じゃなくて瞳の色で属性を識別するんだったね」





『そこが問題じゃない!!!
何で大空の匣のコイツが霧のリングで開匣出来るんだ!?』







「言わなかったかい?彼はその場合によって変わるんだ
君にピッタリな匣だろ」






『なんだそれ!!聞いた事ないよ?!
というかそんな匣存在するの!?』



「今現在彼が存在してるでしょ?」




『Σた…確かに…ι』







「ちなみに、匣は君が作ったんだよ」





『は?』






「君がその匣兵器を作ったんだ」






『お…俺そんな頭良くないんですけど!?』





「じゃあ。そんな兵器を誰が考えるのさ」




『う…』





「その狼は、もともと敵対ファミリーの実験動物として飼われていたんだ」





『は!?』










次々と出てくる仰天事実に頭が混乱している刹那














次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ