Novel

□欲しかった言葉は一つだけ
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お玉は耳を疑った 
それと同時に 喜んだ。
誰に何を言われようが 転んで泥だらけになろうが 構わず走った。


走って走って走って どのくらい足っただろうか。
日はもう沈みかけていた。

お玉は沈む夕日の影に 見慣れた人がいるのがわかった。



























「太 郎  さん  ?」













そこに居る人物は振り向いた そして振り返って 
優しく 微笑んだ
                              


 
















                              やっぱり


















私には貴方が必要みたいです。






























happy? end
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