短編4

□第十段
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「ぁ、久しぶりですねお姉さん」


誰だこのショタは。金髪の赤眼の何処かの英雄王を思い出す容姿のショタはニコニコと笑顔を浮かべていた。


「えっと・・・どうしたのかな?迷子かな?だったらもう少ししたところに交番が・・・」

「もしかして、僕のこと気付いていないんですか?」


だから誰だこのショタは。さっきからしきりに脳内に浮かび上がるのはいっつも偉そうで現代に馴染みきってしまった金ぴか王様。
いやいや、まさかまさか、あんなのがこんな可愛いショタだなんてあるわけないじゃないか。


「本当に気付いていないんですね、まぁしょうがないんですかね。僕だって大きい僕との差がありすぎるのは自覚してますし。」

「大きい僕?」

「はい、お姉さんならもう気付いているかとは思いますけど、僕はギルガメッシュですよ」



 ・・・< 詐欺だと思う >・・・



「ははは、そんなんでお姉さんをだまそうたってそうはいかないぞ。どうせどっかでスタッフが隠れているんだろ『ドッキリ大成功!!』とか言って出てくるんだろ。」

「お姉さん、笑顔が引きつってますよ?」







 後書き
子ギルは詐欺だろ、シリーズ何段か目。
べ、別にネタがなくなったとかじゃないんだからね!!
執筆時期 H22,10/08
修正時期 H23,08/28
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