dream 3
□イタズラ
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「ん…っ、あ…、――ゃんっあぁッ」
俺の手で乱れていく彼女は、ひどく妖艶だ。
悪戯という名の行為は、気持ちをどんどん高ぶらせて、
お互い快感に理性を奪われたのは、もう随分前のこと。
「――っはぁ……、ん…」
「ぁぁっひやぁ…ッも、ダメ、だよぅ…ん、あ、やぁッ」
幾度となく絶頂を迎えた。
途中から「無理」とずっと言っている彼女を、
何回出してもおさまらない自身で奮い立たせて、最奥を貪欲に求める。
「…まだ、だッ――最後まで付き合ってくれるん、だろ…?」
「や、だぁ…ッん、激し、あぁんっ、ひゃぁ…ッ、」
こいつのためにも、やめてやろうとは思うけど、
甘い声が、姿が、体が、俺を放してくれない。
「んぁっ…ああ、あぁっふ、ぅ…きゃん…あッ、あぁぁぁ…ッ!」
「―――くっ!…ッは、」
そのまま眠るように意識を失った彼女。
後処理をして隣に寝転がったと同時、いつも以上の気だるさが体を襲う。
彼女はこれ以上に疲れているのか、と思うと、少し反省。
「…………んー、ぎん、ちゃ、」
可愛い…。
今日はごめんな?
なんか、がっついちまってよ…。
でも、気持ちよかっただろ?
「――――おやすみ」
とりあえず、
明日、コイツの機嫌が悪くありませんように。
*終わり*
久しぶりの裏作品。