Dream 1

□逃げる
1ページ/1ページ




世界の違いを、感じてしまった。





Escapism






大歓声の中幕を閉じたシェリルのライブ。ミシェルが言っていたように、アルトは宙を舞っていた。ミシェルも、ルカくんも。



「アルトくんの世界は、広い…、」



私なんかと比べ物にならないくらいに。大きく広く、高く深く。

ちっぽけな私の世界ではアルトくんや学園のみんなが大半。

でもきっとみんなの中で私はちっぽけで、目を凝らさないと見えない存在、なんだろう。



「私なんかが、傍にいていいの…?」



もう、わからなくなってきちゃったよ。

ねぇ、アルトくん…。





to be continued





[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ