青学リョ小説

□お休みのキス
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「そろそろ電気消すぞ」

「んー…」


明日は日曜日。テスト前の為、部活は休み。


「明日は早起きして、勉強するぞ」

「んー…」


恋人はもう眠いらしく、気の抜けた返事しか返ってこない。
仕方ないなと思いながら俺はベッドに入った。


「何の為に家に来てるのか分かってるか?」

「んー…」


恋人は眠い目を擦り、モゾモゾと俺の胸に顔を埋める。
腕枕をして抱きしめてやると、恋人は嬉しそうに微笑むのだった。


「くにみつ…おやすみ…」


明日の勉強なんてすっかり忘れて幸せそうな顔をする恋人。
そんな恋人の額にキスを落とす。


「おやすみ、リョーマ…」



end.



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