青学リョ小説

□一緒に…ね
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「はい、ファンタ」

「ありがと、英二」



今日は久々のオフ。

学校と部活意外でおちびと過ごすの、久しぶりな気がするなぁ…

おちびは俺のベッドでごろごろ。

俺はそんなおちびにファンタを差し出して。



「お菓子、姉ちゃんが全部食べちゃったみたいでさ…後で買いに行く?」

「うん!俺食べたいのがあるんだよね、新発売のやつ」

「あー、結構前から言ってなかったっけ?なんで、まだ食べてなかったの?」

「うん。だって英二と食べた方が良いじゃん」


・・・



「…おちび可愛いっ!!!」



俺は思わずおちびに抱きつく。

可愛すぎる!

こんな可愛いおちびに愛されてる俺って本当に幸せ者じゃない!?



「わっ!だってさ、一緒に食べた方が話が合うじゃん!美味しいとか美味しくないとか言いたいじゃん!」



とりあえず俺は、素直な気持ちを叫ぶ。

何回言っても足りないかも…



「もうほんっっと可愛い!!大好き!!愛してる!!」



急に抱きつかれて少し暴れていたおちびが大人しく俺の腕に収まった。

やっと観念したのかな、と思っておちびの顔を見ると同時に



「知ってる」



なんて恥ずかしそうに、でも嬉しそうに。



そんな事言われちゃうとさ、もうどうしようもなくて

ぎゅっと抱きしめる事しか出来なくなるじゃんか…



end.



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