青学リョ小説A

□ハッピーハロウィン!2007!
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「TRICK OR TREAT!」



最初の犠牲者はテニス部部長、手塚国光。

リョーマは確信犯。

にっこりと笑顔を作って

手塚の目の前に手を差し出す。

手塚はハロウィンなんて関係ないと思って学校に来ている確立95% ( リョーマの推測による )

だから当然お菓子なんて持っていない。



「…今日はハロウィン…か。すまないが、生憎お菓子などは持っていな」



手塚が全てを言い終わる前に悪戯開始。



「You still have lots more to work on…」



顔をめいっぱい近づけて、お得意の台詞。

手塚は突然の事にフリーズし、目を丸くする。

誰だって、好きな相手の顔がいきなり近づいて来たら固まるもの。

リョーマはその様子を見て、してやったり!と笑い

手塚はその可愛い笑い声で我に帰り、言葉の意味を理解した。



「…っ越前!」



名前を呼ばれるが早いか

リョーマは次の犠牲者を探す為に走り出す。



end.



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